Col du Petit St.Bernard /
Colle del Piccolo San Bernardo

2188m

プチサンベルナール峠/
ピッコロサンベルナルド峠

1999.08.15 & 2006.07.12

ルート

Bourg St.Maurice 〜 峠 〜 la Thuile 〜 Courmayeur

ViaMichelin


緩やかな坂を上る 2006.07.12

 フランス、イタリア国境に位置する峠。歴史はとても古く新石器時代にまで遡る。そしてローマ時代には主要な街道として利用されていたそうだ。峠名の由来は近くのグランサンベルナール峠と同様、峠に救護所を設けた聖ベルナールの名からきている。
 ところで、歴史の古い峠道は比較的勾配が楽である、ように思うのだがどうだろう?自動車の無かった時代、徒歩はまあ別にして荷車や馬車が通った道が基になって現在の車道になっているとすればやはり勾配は緩く出来ているのではないだろうか?(例、ロータレ峠、グランサンベルナール峠、etc)
 と書いてはみたが案外例外も多い気がしてきたので話をプチサンベルナール峠のみに戻すとつまりこの峠のフランス側の上りはとても楽なのである。それが言いたかったのだ。数字で示すと峠までの平均勾配はたったの4.4%である(ただ距離は31Kmとやたら長い)。


峠を目指す 2006.07.12

 Bourg St.Mauriceを出発してN90でSeezへ入りここでCol de l'Iseran方面のD902と分かれて左折、そのままN90を進む。民家の点在する広い牧草地帯の緩やかな斜面を大きなカーブを描きながら上っていく。ギアは22-19T〜21Tをクルクル回してのんびりと行く。小さな集落を過ぎると針葉樹の森に入る。勾配は相変わらず緩い。


中央のピークがMt.Pourri(標高3779m) 2006.07.12

 約18Kmほど上った辺りでCol de l'Iseran方面に続く谷の視界が開ける。山の斜面にはスキーのゲレンデが幾筋も刻まれ奥には形の良い鋭いピークがある。おそらくMt.Pourri(標高3779m)だろう。


展望台からの眺め。中央にBourg St.Mauriceの町並み 1999.08.15

 約22Kmでla Rosiereの入り口に着く。ここはアルペンリゾート、メインストリートには新しいきれいな建物が並んでいる。駐車場も広い。ここではちょっと休憩し行動食を食べただけですぐに出発。町を抜けしばらく行くと展望台がある。ここからのBourg St.Maurice方面の展望は素晴らしい。山の名前の書かれたパノラマ案内板があるのでデジカメで撮りメモも取る。


峠に立つ聖ベルナール像 2006.07.12

 展望台を過ぎ右へカーブすると峠のある谷へと入っていく。標高は2000mを超えて岩肌の目立つやや荒涼とした風景になってくる。そして2つ大きなカーブを曲がると峠のある広い鞍部へ到着。峠には聖ベルナール像や現在は観光案内所も兼ねているホスピス(救護所)、教会等がまず現れその少し先が最高地点でカフェや土産物屋が建つ国境となっている。


さあてどこを登ろうか? 1999.08.15

 残念ながら天気は下り坂になりモンブランは雲の中に隠れて見えない。カフェの横に自転車を置いて徒歩30分にある池 Lac Longetまで散策したけど夕立に会う羽目になってしまった。
 でも実はこの峠、1999年にも訪れているのだ。あの時は快晴で一緒に走っていたスペイン人とカナダ人のサイクリストと近くのピーク Lancebranlette(標高2928m)へ行ったっけ。登山道を無視して一歩間違えばあの世行きの急斜面をトラバースしてよじ登ったのも今となってはいい思い出だ。


イタリアへ入国 2006.07.12

 雨宿りの後、再び日が射して来たので下り始める。国境は誰もおらず素通り。しかし国境線には戦争遺構であるコンクリート塊が切れ目なく並んでいた。
 イタリア側は一転、急な九十九折れが続き約13Kmで最奥の町la Thuileに着く。この先、道は深い峡谷の中へ入りPre-St.Didierへと下っていくのだがそれは後日の事。今日はla Thuileで1泊する。

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周辺のキャンプ場

la Thuile

Campeggio Rutor

料金

8.00ユーロ(2006年)

地面

 土or草地 林間

設備

シャワー有料?、トイレ紙なし

テントサイト極少

評価

 町の一番奥のある林間のキャンプ場、標高は1485m。受付には人が無くさてどうしようかと思っていたらデカイ犬に吠えられた。で、管理人の女性がやってきて無事チェックインすることが出来た。料金の8ユーロはこの年(2006年)に泊まったイタリアのキャンプ場の最安値である。イタリアのキャンプ代はかなり高いのだ。
 大きな針葉樹林の中の場内にテントサイトと呼べる場所はなく居並ぶ固定キャラバン(牽引タイプのキャンピングトレーラーを住み良く改造したもの)の隙間にテントを張る感じ。この日は僕の他にテント泊の人はいなかった。
 サニタリーは1つ、シャワーの湯は専用のコインが要る様なのだが何の説明も無いので使用せず。シンクの湯は使えるのでヒゲだけ剃った。
 場内にバルがあり軽食も摂れる。スーパーは町の中心に小さいのが一軒あるが品揃えは多くない。

 

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