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Grimselpass

2165m

グリムセル峠

2006.7.3

ルート

Innertkirchen 〜 Guttannen 〜 峠 〜 Gletsch

ViaMichelin


 Innertkirchenより峠方向の谷を見る 2006.07.03

 長年行きたい!と思いつつもコース取りの関係で未走のままだったグリムセル峠に2006年にようやく立つことができた。
 朝9時半、峠北側の町Innertkirchenを出発。もっと早く出るはずがキャンプ場の受付が閉まっていてこの時間まで待ちぼうけを食わされてしまった。走り始めると町外れに峠まで24Km、1480mアップとのサインがある。先は長い、のんびり行こう。


トンネルを旧道で迂回する 2006.07.03

 まだ日の当たらない谷底をゆるゆると上っていく。途中旧道の残るトンネルがあり自転車、歩行者は旧道を迂回するようにとのサインが立っている。指示通り旧道に入ると素彫りのトンネルやオーバーハングする岩壁が荒々しい。
 トンネルを過ぎると谷が広くなり明るい牧草地になる。Bodenという小さな集落の脇を通り2つのヘアピンコーナーで高度を上げ、約8Kmで標高1057mのGuttannen村に着く。小さな村だがホテル、レストラン、スーパー(Vorg)等ひと通り揃っている。村の東側にはRitzlihorn 3263mだろうか?鋭く尖った山並みが印象的だ。


ヘアピンカーブで高度を上げていく 2006.07.03

 村を出るとしばらくは緩い勾配の道が続く。まだ新しいトンネルを抜けると左手に大きな発電所、ここからやや急勾配になり短いトンネルを1つ抜けるとHandegg(標高1401m)だ。ここには一軒のホテルとGelmerbahnというケーブルカーの駅がある。帰国後調べてみるとなんでもこのケーブルカー、106%!でスイス一急勾配なのだそうだ。


峠直下より2つのダム湖を見下ろす 2006.07.03

 再び長いトンネルがあり旧道へ迂回する。しかしこのルート、アルプスの峠にしてはやけにトンネルが多いし道幅も広い。水力発電や林業で儲かっているのかもしれない。 やがて正面に巨大なダムのコンクリート壁が現れ、ダム直下から空に飛び出すような急カーブで一気にダム湖(Raterichsbodensee)の高さまで上っていく。湖は緑がかった乳白色、周囲の山肌も緑色だ。実際に走っている時は苔でもついてるのかな?と思っていたのだがこの辺りの山は緑色片岩層という硬い変成岩で構成されているそうだ。


峠の風景 2006.07.03

 湖岸沿いの平坦な道で一息つき再び急坂で次のダム湖(Grimselsee)まで上る。ダムの上を渡った先の岩の上に古いホスピスを再現したホテルが見えているのが坂が急そうなので今回はパスする。ダムの標高が1911m、この高さまで上ってくるとさすがに周囲は急峻な岩峰ばかりでいかにもアルプスの峠道という雰囲気になる。このダム湖から5つのヘアピンコーナーで急斜面を上りきると視界が開け広々とした峠に到着する。ジャスト15時着。峠の湖には7月だというのにまだ氷塊が浮かんでいる。ホテルが数軒ありテラスのレストランは観光客やトレッカーで賑わっている。日本の観光ツアーのバスも停まっていた。

峠のパノラマ写真



峠南側の谷。中央鞍部がフルカ峠 2006.07.03

 峠には西へOberaarseeに至る狭い道(信号による片側交互通行になっている)がのびていて氷河が間近見られる好展望ルートらしいのだがもうそっちへ行く時間も元気もない。小一時間ほど峠からの眺めを堪能して南へ下る。こちら側は広い谷間の奥へ続くフルカ峠への道筋と遥か地中海へと流れるローヌ河の源である氷河の末端部が一望でき圧巻だ。谷底には昔氷河見物の人々で賑わったというGletschの大きなホテルがポツンと見える。
 Gletschはどの地図を見ても町のように描かれているが実は何にもない所なのでもしこちらからアプローチする場合は要注意だ。町はさらに6Km下ったOberwaldまでない。


周辺のキャンプ場

Ulrichen

Nufenen

料金

17.40sf

地面

 凹凸のある草地 木々多少あり

設備

シャワー 0.50sf ?min  トイレ紙有

フリーサイト

評価

★★

 ローヌの谷の最奥部、Ulrichen村から南へ約1Kmヌフェネン峠の方へ走った所にある静かなキャンプ場。標高は1350m、周辺の峠めぐりのベースにはもってこいの立地だが料金がやや高めなのが難点。サニタリー棟は狭くちょうど若者の団体が泊まっていたために混んでいてシャワーは使っていない。敷地はそれなりに広いがバカンスシーズンはかなり込み合いそうだ。スーパーは村の外れに一軒あるので不便はない。
 

 静かなキャンプ場と書いたが朝夕の2回すぐ横の農道を牛の群れが移動するのでその時だけは騒々しい。(同じ理由でハエも多い)


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