Brunigpass

1008m

ブリュニック峠

2006.6.23

ルート

Giswil 〜 Lungern 〜 峠 〜 Meiringen

ViaMichelin

2006年再訪編


 Lungernseeに沿って走る 2006.06.23

 Brunigpassはチューリッヒからルツェルンを経てインターラーケンそしてグリンデルワルドを始めとするベルナーオーバーランドの山岳観光地へと至る主要道の峠である。それ故に交通量が多くしかも(いずれはトンネルでもぶち抜くのかもしれないが)峠前後は高速道路やバイパスが未整備で自転車で走るに適した道とは言えない。
 1999年にこの峠を越えた時は知識、経験、情報収集能力等がまだまだ未熟で本道を深く考えることもなく大型バスに怯えながら走ってしまったのだが今回(2006年)は自転車向きの裏道を発見したのでここで紹介しよう。


Lungernseeを見下ろす 2006.06.23

 ↑で発見と書いたが実はうそで私はただVeloland Schweizのサインポストに従って走っただけである。現在、スイスをサイクリングする際このVeloland Schweizという財団法人(だと思う)がスイス国中に整備しつつあるサインポストやガイドマップを無視することは出来ないだろう。
 このサインポストは非常に便利且つ有効である反面あまり拘り過ぎると釈迦の掌の上の孫悟空的な「踊らされている感」が湧いてくる事もしばしばあった。
 例えば交通量の多い主要道を避ける、景観の良いルートを探す、大都市を脱出または回避する、等にはとても便利である。だがサインに頼っているが故にやたら遠回りさせられる、アップダウンが多い、目的地を通り過ぎる、一度サインを見落とすとどこに行っていいのやら分からなくなる(自分が今どこにいるのかさえ分からなくなる場合もある)等の弊害も出て来るということ。まっ、物は使いようですね。
 でも1つ確実に言えるのはこのサインポストのおかげで自動車やモーターバイクの旅では見ることの出来ないローカルな風景が手軽に見られること。これは大きいです、皆さんもぜひ!



道は上、線路は下へ 2006.06.23

 話を元に戻そう。峠の北東側、Giswilの集落を過ぎると上りになる。この先は迂回路がなく3Km程交通量の多い道を上らねばならない。大型の観光バスも多いのでとくに注意が必要である。牧草地の中の急コーナーを2つこなして標高差約200mを上るとLungernseeの北端に出るのでここからサインに従って右へ、この先は湖西岸の静かな小道を行く。Burglenという集落を過ぎると自動車がやっと一台通れる幅のダートになる。明るい林間から澄んだ湖面が見え美しい。
 キャンプ場のある湖南端の集落Obseeを過ぎるとLungernの町に入り本道に合流する。ここからがこのルートのメインディッシュである。本道を横断しサインに従って(分かり難ければ鉄道駅の方へ)上っていく。結構な急坂で駅まで上ると地図付きのサインポストがある
(写真)。この地図は駅や分岐など要所にあり現在地やこれからのルートを探るのにとても便利である。


明るい林間を行く 2006.06.23

 駅前から線路に沿って走る。踏切を渡り民家が途切れると一車線のダートになりグイグイと高度を上げていくが14%の激坂に力尽きゆっくりと押し上げる。山側は切り立った崖、谷側は線路が平行しているが勾配が緩いので下になりやがてトンネルに入っていく。
 道はさらに上りやがて峠状の開けた所に着く。Chappeli 標高911mである。小さな礼拝堂、少し先に無人駅(駅名はKappeli)があり道脇に白いテントが立ち簡素なカフェになっている。線路はトンネルに入ったはずなのにいつの間にか同じ高度まで上ってきたようだ。
 ルートはここから牧草地の中を少し下り、その後明るい広葉樹林の中のダートを上っていく。上のほうからエンジン音が聞こえてくると不意に本道に合流する。ここから500mも走れば峠の駅が見えてくるはずだ。


Meiringenの谷を見下ろす 2006.06.23

 さて下りだがこちら側もサインポストに従うとかなりとんでもない道へ連れて行かれることになる。詳しくは書かないがHuhfluhという村からMeiringenまでダートの直滑降?である。後で下ってきた斜面を見上げたがどこをどう下ってきたのかよく分からなかった。
 日本の行政の自転車道は河川敷や湖岸、廃線跡など平坦で安楽が良く自転車が坂を上るなんてとんでもない!とでも言わんばかりの作り方なのに対して自転車は山あり谷あり時には砂利道ありの変化に富んだ道を走るのが面白い!というスイス当局の考え方が私は好きである。

周辺のキャンプ場

Interlaken(Matten)

Jungfraublick 7

料金

13.60sf(2006年ローシーズン)

地面

 平らな草地 木々少々

設備

シャワー 0.50sf 2min  トイレ紙有

フリーサイト

評価

★★★

 インターラーケン市内をグリンデルワルド方面に向けて走りMattenという郊外の町を過ぎた高速道の入り口近くにあるキャンプ場。となり町のWilderswil駅まで徒歩15分で周辺のトレッキングのベースにも便利。また、Wilderswil駅前のスーパーVorgは週7日午後8時まで営業しているのでゆっくり帰ってこれる。
 テントサイトは広くユングフラウの眺めが素晴らしい。シャワーが2分と短くあまり熱くないのが難点だがまあ許せる範囲である。広いテレビルームがありNHKも映る。


晴れていれば谷間にユングフラウが見える

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